Codex CLI、codex doctor の診断拡充と Vim 編集機能を追加
サポート依頼のたびに環境情報を手で集めていた Codex CLI 利用者は、rust-v0.135.0 で codex doctor の診断が拡充され、Vim 編集や権限プロファイル管理、Python SDK のサンドボックス設定も強化された。
概要
サポート依頼のたびに環境情報を手で集めていた Codex CLI 利用者は、rust-v0.135.0 で codex doctor の診断が拡充され、Vim 編集や権限プロファイル管理も強化された。
サポート問い合わせのたびに OS や Git の状態を手で書き出していた利用者にとって、rust-v0.135.0 は準備の手間を減らす更新になる。Codex CLI のこのリリースは codex doctor の診断範囲を環境・Git・端末・app-server・スレッド一覧まで広げた。あわせて Vim モードの編集機能、/permissions の名前付きプロファイル対応、Python SDK のサンドボックス設定プリセットなどを追加し、TUI の表示崩れも修正している。
変更点
codex doctor が環境・Git・端末まで診断
codex doctor が診断対象を広げた。環境、Git、端末、app-server、スレッド一覧の情報をまとめて出力する。サポートケースで状況を伝える際の材料がそろう。
codex doctor
リモート接続時に /status でサーバー版数を表示
TUI が リモートトランスポート(離れた環境への通信経路)経由で接続しているとき、/status がリモート接続の詳細とサーバーバージョンを示すようになった。接続先の状態を画面上で確認できる。
Vim モードにテキストオブジェクト編集を追加
Vim モードが テキストオブジェクト編集(単語や括弧などの単位を選ぶ操作)に対応した。word-end と line-end の挙動も改善された。ターン中断のキーバインドは設定で変更できる。
/permissions が名前付きプロファイルに対応
/permissions が名前付きの権限プロファイルを認識するようになった。設定済みのカスタムプロファイルを一覧表示する。権限設定を用途ごとに切り替えやすくなる。
Python SDK にサンドボックスのプリセットを追加
Python SDK が thread API と turn API 向けに Sandbox プリセット を公開した。サンドボックス(隔離実行環境)の設定を、用意済みの値から選べる。ドキュメントとサンプルも新 API に合わせて更新された。
Markdown テーブル表示と TUI の安定性を改善
TUI の Markdown テーブルと複数行リストが読みやすくなった。列幅の調整やアプリ風の整形が入っている。macOS と Zellij では stderr や composer の表示崩れを回避する。古い tmux / iTerm の制御モードでも Ctrl-C が正しく効くよう修正された。引数を取るスラッシュコマンドの補完は、入力済みのドラフトを保持する。
開発者への影響
今回のリリースは機能追加とバグ修正が中心で、設定を壊す破壊的変更は見当たらない。サポート連携や TUI の表示安定性を重視する利用者ほど更新の価値が大きい。Vim 操作や Python SDK のサンドボックス設定を使う開発者も恩恵を受ける。
使い方の一例
使い方の一例として、サポート問い合わせの前に codex doctor を実行すると、環境・Git・端末・app-server・スレッド一覧の診断がまとめて出力される。この出力を報告に添付すれば、状況説明のやり取りを減らせる。