Claude Code、background エージェントに 8 種類の起動フラグと Opus 4.7 既定化
リモート HTTP / SSE 形式の MCP サーバーで長時間ツール呼び出しが 60 秒で打ち切られていた利用者は、本アップデートで MCP_TOOL_TIMEOUT が反映されるようになり、上限を任意に延長できる。
概要
リモート HTTP / SSE 形式の Model Context Protocol(MCP)サーバーで長時間ツール呼び出しが 60 秒で打ち切られていた利用者は、本アップデートで MCP_TOOL_TIMEOUT の値が反映されるようになり、上限を任意に延長できる。
Claude Code v2.1.142 が公開された。claude agents で起動する background セッション向けに、追加ディレクトリ・MCP 設定・モデル・権限モードなどを個別指定できる 8 種類の起動フラグが追加された。あわせて Fast mode の既定モデルが Opus 4.7 へ更新され、リモート MCP の MCP_TOOL_TIMEOUT 無視や macOS スリープ後の background セッション消失など複数の不具合が修正された。
変更点
claude agents に 8 種類の起動フラグを追加
claude agents サブコマンドに、dispatch される background セッションを構成するための 新フラグ群 が追加された。指定可能なフラグは次のとおり。
| フラグ | 用途 |
|---|---|
--add-dir | 追加ディレクトリの登録 |
--settings | settings ファイルの指定 |
--mcp-config | MCP 設定の指定 |
--plugin-dir | プラグインディレクトリの指定 |
--permission-mode | 権限モードの指定 |
--model | 使用モデルの指定 |
--effort | エフォート量の指定 |
--dangerously-skip-permissions | 権限プロンプトのスキップ |
これにより、background ジョブごとに既存のグローバル設定を上書きせず個別構成を当てられる。
Fast mode の既定モデルが Opus 4.7 に変更
Fast mode の既定モデルが Opus 4.6 から Opus 4.7 に切り替わった。従来挙動を維持したい場合は環境変数 CLAUDE_CODE_OPUS_4_6_FAST_MODE_OVERRIDE=1 を設定することで Opus 4.6 に固定できる。
リモート MCP の MCP_TOOL_TIMEOUT が機能するよう修正
リモート HTTP / SSE 形式の MCP サーバーに対する fetch タイムアウトに MCP_TOOL_TIMEOUT の設定値が反映されておらず、設定に関わらず 60 秒で打ち切られていた不具合が修正された。長時間処理を要するリモート MCP ツールを使う場合は、本修正以降は設定値どおりのタイムアウトが効く。
macOS スリープ後の background セッション消失を修正
macOS のスリープ / 復帰後に background セッションが消失し、デーモン再接続も失敗する問題が修正された。デーモンが時計のジャンプを検知するようになり、スリープ中の経過時間を「アイドル経過」として扱わなくなった。
Plugin の SKILL.md 直配置を Skill として認識
ルート直下に SKILL.md を持ち、skills/ サブディレクトリを持たないプラグインが Skill として一覧表示されるようになった。あわせて /plugin 詳細ペインと claude plugin details で、プラグインが提供する Language Server Protocol(LSP)サーバーが表示される。
brew upgrade 後のデーモン残留によるクラッシュループを修正
バイナリ更新(例: brew upgrade)後にデーモンが正常終了せず、dispatch 済みエージェントが削除済みパス上でクラッシュループを起こしていた問題が修正された。アップグレード時の再起動忘れによるエージェント停止を回避できる。
開発者への影響
claude agents を CI / 並列ワークフローに組み込んでいる利用者にとっては、起動フラグ追加で「特定ジョブだけ別 MCP・別モデル」が組めるため運用幅が広がる。リモート MCP を使う環境では MCP_TOOL_TIMEOUT の効きが変わるため、過去に 60 秒上限前提で組んだ retry ロジックがある場合は挙動を再確認したい。
使い方の一例
使い方の一例として、claude agents --mcp-config ./mcp.json --permission-mode acceptEdits --model opus-4.7 --add-dir ./packages/api のように指定すると、その background セッションだけ専用の MCP 設定・権限モード・モデル・参照ディレクトリで起動できる。グローバル settings.json を変更せず個別エージェントを構成可能。